11/22(土)、福祉の里児童センターにて、里のビブリオバトルを開催しました。
今回の参加者は、大人2名、小学4年生から中学1年生の子ども10名。
そのうち、大人2名と小学生4名、職員2名を加えた、全部で8名がバトラーとなりました。
小学生のバトラーは、ほとんどが当日の飛び入り参加。
直前に、福祉の里4階の図書館で本を借りてきたり、
本は持っていないけれど、表紙の絵を自分で描いて、
紹介のときに見せてくれた子もいました。
発表のときには、どんな話なのか、好きなキャラクターは誰かなど、
順を追って話す子もいれば、職員が質問をして、
それに答える形で話をした子もいましたが、
それぞれに、持ち時間の5分間、一生懸命に本のことを
紹介してくれました。
大人からの発表本は、絵本2冊、小説1冊、児童書1冊。
「大人でも絵本を読むんだよ」「え~そうなの~」というやりとりが
あったり、子どもたちから大人に質問が出たりと、
コミュニケーションをとりながら発表が進みました。
最近まで家庭文庫をやっていたという、今回初めて参加してくださった
おじいさんは、児童書を紹介しながら、
「この本の主人公は11歳。みんなと同じくらいの歳の子です。
ちょうどいい本を選ぶことができてよかった」と、
子どもたちに話してくれました。
今までに2万冊もの本を読んできたというおじいさん。
これからも、たくさんの本を教えていただけたら、嬉しいですね。
今回は、バトラーのほかにも、観戦者として参加してくれた子どもたちも
いましたが、皆一生懸命にメモをとって、ディスカッションのときには
活発に質問が出ていました。
同じ本を読んだことがある、という話題になると、お互いに嬉しそうな顔。
ビブリオバトルの楽しさはこういう部分にあるのだと、改めて感じました。
終了後の感想では、「いろいろな本があって面白かった」
「何か読んでみようと思った」という声が多くありました。
「次は発表してみようかな」と嬉しい声も。次回の開催がとても楽しみです。
12月21日には、父親向け「パパたちのビブリオバトル」を開催予定。
たくさんのご参加、お待ちしています!
****今回の発表本(★がチャンプ本)****
1.ミラクルファミリー/柏葉幸子
2.りんごかもしれない/ヨシタケシンスケ
3.僕の家においで(りぼん より)/優木なち
★4.ツナグ/辻村深月
*******************
5.インスタントラーメンを発明した実業家 安藤百福/石川憲二
6.そらまめくんのベッド/なかや みわ
7.すみれちゃんは1年生/石井睦美
★8.シャイローが来た夏/フィリス・レイノルズ・ネイラー作 さくまゆみこ訳
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